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白樺教育館

 
   

●民知の会・設立記念
  シンポジウム&パーティーのお知らせ   060511更新

 

民知の会・設立記念シンポ・ポスター

 「生活の中の美しさ」 −白樺派の柳宗悦、陶芸家の浜田庄司、河井寛次郎らが実践した「民芸(みんげい)」。この言葉のエッセンスを汲み取って、今の時代に求められている<考え方>を形にしたのが「(みんち)」です。(ようそくび) をかかげ、社会に働きかえた白樺派のごとく、ふたたび、この我孫子から、現在の閉塞した日本社会を変えていく原動力として発信します。

A4版ポスターのダウンロード→ pdf版 
(Adobe Readerが必要です。)

とき:

2006年5月14日(日) 午後6時15分〜8時45分

場所:

アビスタ(我孫子市生涯学習センター)1F.大ホール
        常磐線我孫子駅下車徒歩8分

主催:

白樺教育館 Tel.04−7184−9392

後援:

我孫子市

参加費・
資料代

500円

内容(予定)

1.

民知って何だ??
白樺教育館 館長 武田 康弘

2.

民知の時代へ ―公共哲学と民知−     
シリーズ「公共哲学」(東大出版会)編者
公共哲学協働研究所所長
金 泰昌(キム・テチャン)さん
    ※日本、韓国、中国における「公共哲学」推進の第一人者

関連記事→

65.民知・恋知と公共哲学
64.民知=恋知とは?(柏市民新聞・依頼原稿)
63.8・7会談−竹田青嗣氏・山脇直司氏・武田康弘氏
61.民知宣言!「公共哲学」編者ー金泰昌氏来館・会談

3.

白樺ゆかりの人 −作曲家 清瀬保二の素顔− 
音楽家(清瀬保二の直弟子) 、
「楷書の絶唱―柳兼子伝」著者 松橋 桂子 さん

関連記事→

36.「教育館」への四人のエール

 

30.清瀬保二(きよせやすじ)CD
  生誕100年記念演奏会

 

28.清瀬保二(きよせやすじ)の人と音楽語法

 

27.柳兼子(やなぎかねこ)をたたえて
   【お話と歌曲の夕べ】 その後

 

23.柳兼子(やなぎかねこ)をたたえて
   【お話と歌曲の夕べ】 講演録

 

19.松橋さんとの雑談会
  『柳兼子(やなぎかねこ)の思い出話』

 

《永遠のアルト 柳兼子》発売の顛末

   

!!話者変更のお知らせ!!

 

2.の「民知の時代へ」のお話をすることになっていたキムさんが来れなくなりました。代わりに山脇さんがお話します。
以下、タケセンのブログ「思索の日記」より.

『民知の時代へ!』ということで、お話をすることになっていた金泰昌(キムテチャン)さんが、出席できなくなりました。国際的な「公共哲学」推進の第一人者のキムさんは、韓国での講演等の活動のあと、5月14日当日に日本に戻り、すぐ中国に渡り、北京大学や精華大学での国際会議に出席する予定でしたが、日程が詰まって日本に帰れなくなりました。
そこで、キムさんの代わりとして、山脇直司さんがお話することになりました。
山脇さんは、「公共哲学とは何か」(筑摩新書)の著者です。この本は現在北京大学で中国語訳され出版される準備が進んでいます。また山脇さんは、哲学の国際会議(ユネスコ)で日本の代表として活躍されています。キムさんと共に「公共哲学」の推進者で、東京大学大学院教授です。1949年生まれ。


「民知の会」へのお誘い

腑に落ちるように知ろう、分かろう、というのが「民知」の心です。 あーっ、なるほどそうか!と深い納得がやってくる瞬間って、なにより嬉しいです。

つべこべ言わずに従え!ではいやですね。 親や教師には口答えするな!? 「偉い」人(肩書きの立派な人)が言っているのだから間違えない!? 専門家に任せれば大丈夫!? 政府や官僚が決めたことはよいことだ!?

こういう人に従うだけという人生では哀しいですね。 かけがえのない「私」を中心に置き、そこを出発点にしなければ、生きる悦び・充実はやって来ない はずです。

自分の日々の体験を踏まえて、自分の頭で何がほんとうなのか?を考えて生きること、そのためには、 腑に落ちる納得の「知」が必要です。 公式にあてはめるだけ、棒暗記、ゲームの裏技のようなハウ・ツウ・・・という意味と価値を問わず、 思考力を使わない「勉強」とその延長上にある「学知」ではダメですね。

現代日本のさまざまな病理の 主因はそこにあるのではないでしょうか?

しっかりと日々の生活世界の経験につき、自分の興味・好奇心に導かれて「知る」ことは、健康な知の 基本条件です。字句をいじくるだけの知や、点数を取ることを目的とした知や、パターンにあてはめる 省エネの知ではなく、意味の濃い知、豊かにおおきく思考する全体知を「民知」と呼びましょう。

受験主義に陥らず、特定の思想によりかからず、宗教に逃げ込まず、透明な意識で自他と世界をみる 練習、それが民知の実践です。

民知の会は、市民サロンです。皆がそれぞれの経験から「思ったこと」を出し合い、聴き合いしながら、 よき考えと生のヒントを得ようとする集いです。直接顔を合わせながら論談しましょう。知的な愉しみ を広げ、心に安らぎと情熱をもたらせたらいいな、と思っています。

白樺教育館館長・武田 康弘
shirakaba2002@k.email.ne.jp

民知の会

時間:

月2回(第1、3土曜日) PM8:15〜10:30

場所:

白樺教育館(寿保育園 となり)
TEL&FAX 04-7184-9392
(参加自由です。年会費 3000円)

以下、関連記事です。興味のある方は是非目を通していただきたいと思います。
以下の三つの文は、館長自身が教育の現場でつかみとった民知の実例です。
●必要なのは、おどけ・ふざけ・悪さです
●心身全体による愛
●子どもと一緒に勉強することは楽しいこと
  ーそれ以上の教育はどこにもありません。

以下の文は、『近代の美術』11号(1972年刊・水尾比呂志編)より一部文章を変えて抜粋―したがって文責は館長・武田康弘
●「民芸」の意味と価値=「民知」を了解するためのヒント

●「知る」とは?=土門拳の言葉をヒントに(授業の一コマ)

 

2006年5月11日更新
2006年4月25日

 
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