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80. 金泰昌(キム・テチャン)‐武田康弘(たけだやすひろ)
    恋知対話(往復書簡) Part 1.

 以前、”教育館だより”で紹介したキム・テチャンさんから面白い提案がありました。
 それは、テチャンさんとタケセンとの往復書簡(恋知対話)で、ある程度まとまったら、その内容を公開していろいろな人の意見を聞いてみよう、というものです。
  う〜ん、面白いかも。 ”公共”が一つのテーマでもありますからね。

キム・テチャン

金泰昌
2006年12月23日 白樺教育館にて
(撮影:染谷)

タケセン

武田康弘 
2006年9月9日 白樺教育館にて
(撮影:古林)

  といっているうちに、さっそく第一弾がまとまったので公開してしまいます。皆様の率直な意見・感想・批判をお待ちしてます。哲学(恋知)は専門家である哲学者のものではなく、私たち市民のものなのですから、遠慮は不要です。 ⇒ご意見はこちら

 ちなみに、日付を見ればわかるように、1−2日で書いてメールとファックスが飛び交う(大阪、ソウル、我孫子)慌しい日々でありました。

 なお、印刷されたい方は、以下にPDFファイルを設置しておきますので、ダウンロードしてご利用ください。
 ⇒ 金_武田往復書簡_070615編集

 

1.

5月10日 武田康弘
キムさんのお申し出を受けて、はじめの問題提起です.

 

2.

5月15日 金泰昌
朝起きてから夜寝るまでー哲学を楽しむ.

 

3.

5月16日 武田康弘
なぜ日本では「私」が肯定されないのか?へのお応え 
(修正 2007年7月14日

 

4.

5月21日 金泰昌
お聞きしたいことが三点ありますー「公」と「私」

 

5.

5月23日 武田康弘
学校序列宗教=東大病の下では、自我の内的成長は不可能.ドレイがドレイを管理する社会 (修正 2007年7月14日)

 

6.

5月24日 金泰昌
「官」という巨獣による支配―官尊民卑―国体護持―神妙な無責任体制
細かい違法行為は法によって処罰されるが、巨大・強力な反法行為は天下を横行してそれを 制するものなし

 

7.

5月27日 武田康弘
「私」―自我と、純粋意識 / 「ルールとしての人権」思想

 

8.

5月30日 金泰昌
ソウルから.「自分の私」ではなく「他者の私」の尊重―自己中心性のワナ

 

9.

5月31日 「ソウルからの手紙」への応答  武田康弘
独我論は、主観性の開発、掘り進めがないと越えられない.

 

10.

6月1日 金泰昌
「自分の私」を立てるにも「他者の私」を活かすことが何より大事

 

11.

6月2日 ソウルへの手紙―2  武田康弘
哲学は、民知にまで進むことで始めて現実性をもつ/「集団的独我論」を超えるには?

 

12.

6月4日 金泰昌
「哲学する友」へ 他者の他者性の尊厳を重視する.

 

13.

6月6日 武田康弘
「主観性の知としての哲学」は、「意識主義」ではありません.

 

14.

6月7日 金泰昌
日常の生活世界も理性の外部でないことの確認ができました.

 

15.

6月8日 武田康弘
基本合意が得られましたので、公共に開きましょう.

 

16.

6月8日 金泰昌
二人の対話を公共時空へ.

 

関連記事→

76. 市民自治を創る
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61.民知宣言!「公共哲学」編者ー金泰昌氏来館・会談



2007年6月14日
 (修正 2007年7月14日)
古林 治

 
 
 
 
 
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