今日は、12月9日(土)の第4回白樺討論会のご報告です。
今回は、「公共哲学とは何か」 の著者山脇 直司さんと武田康弘 教育館館長との討論です。
テーマは、「主観性の知」をめぐって、のはずだったのですが・・・・
Photo: Someya |
左から山脇さん、タケセン.
たまにはモノクロもいいかも.
Photo: Someya
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当初の予定では、タケセンの、「主観性の知を深めることがほんらいの哲学である」に対し、山脇さんから疑義(初期ハイデッガーの主観性の哲学批判を基に)が出されて本格的討論になるはずだったのですが、「武田哲学」への質疑応答に終始することに・・・・
質疑応答が終わっての山脇さんのコメントは、『「武田哲学」に共感・共鳴し、日本にはない「哲学の王道だ」(自分がミュンヘン大学で学んだ主任教授と同じだ!)』というものでした。
他の参加者にはとっては、これまでのおさらい、総まとめのような内容といえました。これはこれでよかったのではないでしょうか。
Photo: Someya
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討論に真剣に耳を傾ける10代の若者.
Photo: Furubayashi |
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余裕の年輩者?
Photo: Furubayashi |
山脇さん、ウ〜ン! の図.
Photo: Someya |
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6時間の授業?が終わって、恒例の集合写真. 下はカメラマンの染谷さん.
さて、いよいよ次回は御大、金さんの再登場です。前回の討論会での積み残しの課題と、これまた公共哲学の本質にかかわる下記の問題がテーマになるかと思います。
1. |
公共哲学の主な主張の一つに、『公vs.私二元対立から公=公共=私の三元論へ』がありますが、これを、私たち市民にとってわかりやすい、より普遍的な考えとするには、どうしたらよいのか。 |
2. |
公共哲学を基礎づける哲学を明確にしていく必要がある。それは何なのか。
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次回の白樺討論会は、12月23日(土)13:00〜
請うご期待!
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