Home > 教育館だより目次 > 74. 12.9〈第4回白樺討論会〉 山脇氏・武田氏
 
 

74. 12.9〈第4回白樺討論会〉 山脇直司氏・武田康弘氏

 今日は、12月9日(土)の第4回白樺討論会のご報告です。
今回は、「公共哲学とは何か」 の著者山脇 直司さんと武田康弘 教育館館長との討論です。
  テーマは、「主観性の知」をめぐって、のはずだったのですが・・・・
 

全体写真

Photo: Someya

 

左から山脇さん、タケセン
たまにはモノクロもいいかも.

Photo: Someya

二人


 当初の予定では、タケセンの、「主観性の知を深めることがほんらいの哲学である」に対し、山脇さんから疑義(初期ハイデッガーの主観性の哲学批判を基に)が出されて本格的討論になるはずだったのですが、「武田哲学」への質疑応答に終始することに・・・・

 質疑応答が終わっての山脇さんのコメントは、『「武田哲学」に共感・共鳴し、日本にはない「哲学の王道だ」(自分がミュンヘン大学で学んだ主任教授と同じだ!)』というものでした。
  他の参加者にはとっては、これまでのおさらい、総まとめのような内容といえました。これはこれでよかったのではないでしょうか。

二人 Photo: Someya


 討論に真剣に耳を傾ける10代の若者.

Photo: Furubayashi

三人


3人


余裕の年輩者?

Photo: Furubayashi


山脇さん、ウ〜ン! の図.

Photo: Someya

yamawaki

6時間の授業?が終わって、恒例の集合写真. 下はカメラマンの染谷さん.

全体図
someya

 さて、いよいよ次回は御大、さんの再登場です。前回の討論会での積み残しの課題と、これまた公共哲学の本質にかかわる下記の問題がテーマになるかと思います。

1.

公共哲学の主な主張の一つに、『公vs.私二元対立から公=公共=私の三元論へ』がありますが、これを、私たち市民にとってわかりやすい、より普遍的な考えとするには、どうしたらよいのか。

2.

公共哲学を基礎づける哲学を明確にしていく必要がある。それは何なのか。

 次回の白樺討論会は、12月23日(土)13:00〜 

 請うご期待!

 

関連記事→

76. 市民自治を創る
75. 12.23 キムさん・タケセンを軸にした白樺討論会〈第5回白樺討論会〉
73. 10.8〈第3回白樺討論会〉 稲垣氏・古林氏
72. 9.9〈第2回白樺討論会〉 山脇氏・荒井氏
71.「白樺教育館の活動は、日本における注目すべき動向」 ―高い評価を頂きました
20.問題提起としての書評 -「公共哲学とはなんだろう」-
69.『6.3金さんとの対話』の感想 ー 染谷裕太、中西隼也、 中野牧人、楊原泰子、古林 治、清水光子(+川瀬優子)、 舘池未央子 65.民知・恋知と公共哲学
64.民知=恋知とは?(柏市民新聞・依頼原稿)
63.8・7会談−竹田青嗣氏・山脇直司氏・武田康弘氏
61.民知宣言!「公共哲学」編者ー金泰昌氏来館・会談


2006年12月20日
古林 治

 
 
 
 
 
Home > 教育館だより目次 > 74. 12.9〈第4回白樺討論会〉 山脇氏・武田氏