Home > 教育館だより目次 > 83.幻の「白樺特集号」 『公共的良識人』07年2月号掲載予定の原稿公開
 
 

83. 幻の「白樺特集号」
   『公共的良識人』07年2月号掲載予定の原稿公開

 久々の更新です。

  大分前のこと、2006年12月23日に【金さん・武田さんを軸にした白樺討論会<第5回白樺討論会>】を開催したのですが、この討論会に参加したメンバーの感想文を後日、公共的良識人紙に載せようということになっていました。が、残念ながら編集部の都合により、この企画はお流れとなってしまいました。
  「民知」に共鳴する皆さんの書かれた文章が、おそらくは「進みすぎて」いて、従来の「公共哲学」運動の中に位置づかないと判断された故のようですが、この「白樺特集号」が「学」を職業としている皆さんに読まれれば、大変よい刺激となり、運動の前進に寄与したのではないかと思われます。とても残念です。

 今日はその幻の「白樺特集号」の原稿をご紹介します。ここに掲載する13名の方の文章は、 金泰昌(キム・テチャン)さんからの依頼=「白樺特集」を組みたいので、12月23日の「白樺討論会」の感想を参加者のみなさんに書いて頂きたい=を受けて、討論会参加者の方が暮から正月にかけて書き上げたものです。
(ただし、最初の私・古林治の文は、金泰昌さんからの依頼により、「この討論会に至った経緯と概略」を書いたものです。)

 前置きはこれくらいにして、たっぷりとお楽しみください。
 なお、いつものことながら異論反論大歓迎です。

全体
Photo: Someya


 なお、印刷されたい方は、↓下の行をクリックしてPDFファイルをダウンロードしてご利用ください。 ⇒PDFファイル 〈第5回白樺討論会〉参加者の感想

 

1.

《12/23金さん・武田さんを軸にした白樺討論会》の意義
古林 治 (52歳 システム・エンジニア/白樺教育館 副館長)

2.

討論会体験―本当の対話とは?
染谷 裕太 (東洋大学2年・20才)

3.

神様にならないために
竹内 茉莉香 (高1)

4.

自由な対話で「共異体」の社会を
目黒 久美子 (看護学校生19才)

5.

「公共哲学」の公共とは?
古林 到 (法政大学1年法学部政治学科)

6.

公共哲学へのエール
綿貫 信一 (38歳・環境調査コンサルタント)

7.

異なる者が混在して生きる原理
杉山 幸男 (公務員)

8.

金先生と武田先生を囲んで
清水 光子 (76歳)

9.

「白樺思想と大学の公共哲学」
荒井 達夫 (公務員・52才)

10.

「偉い・劣る」とは無縁のところから希望はひろがる
染谷 ひろみ (46才・主婦)

11.

《大いなる希望「民知」》
楊原 泰子 (60歳)

12.

ふつうの言葉で討論を
中西 隼也 (青山学院大学経済学部4年)

13.

哲学を革命する民から始める公共哲学
内田 卓志 (会社員)

 

 

関連記事→

81. 金泰昌(キム・テチャン)‐武田康弘(たけだやすひろ) の恋知対話(往復書簡) Part 1. 完結
80. 金泰昌(キム・テチャン)‐武田康弘(たけだやすひろ) の 恋知対話(往復書簡) Part 1.
76. 市民自治を創る
75. 12.23 キムさん・タケセンを軸にした白樺討論会〈第5回白樺討論会〉
74. 12.9〈第4回白樺討論会〉 山脇氏・武田氏
73. 10.8〈第3回白樺討論会〉 稲垣氏・古林氏
72. 9.9〈第2回白樺討論会〉 山脇氏・荒井氏
71.「白樺教育館の活動は、日本における注目すべき動向」 ―高い評価を頂きました
20.問題提起としての書評 -「公共哲学とはなんだろう」-
69.『6.3金さんとの対話』の感想 ー 染谷裕太、中西隼也、 中野牧人、楊原泰子、古林 治、清水光子(+川瀬優子)、 舘池未央子
65.民知・恋知と公共哲学
64.民知=恋知とは?(柏市民新聞・依頼原稿)
63.8・7会談−竹田青嗣氏・山脇直司氏・武田康弘氏
61.民知宣言!「公共哲学」編者ー金泰昌氏来館・会談


 2007年11月11日 古林 治

 
  次
 
 
 
Home > 教育館だより目次 > 83.幻の「白樺特集号」 『公共的良識人』07年2月号掲載予定の原稿公開