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68. 5.14民知の会・設立記念シンポジウム&パーティ

 5月14日(日)の【民知の会・設立記念シンポジウム&パーティ】 が無事終了しました。参加者の方々、お手伝いしていただいた方々に感謝です。

以下は、タケセンからのメッセージです。
(なお、但し書きのない写真は、飯村和夫さん撮影によるものです。)

2006/05/15のBlogより
気持ちのよいスタートーみなさんに深く感謝です。[ 07:57 ]

タケセン

昨晩の『民知の会・設立記念会』には、我孫子のみならず、遠方より参加された方もかなりいらっしゃいました。夜の会にも関わらず、ほんとうにありがとうございました。

また、いろいろな形で、【お祝】いをいただきました。とてもありがたいことで、感謝しております。

「話者」の方も「スタッフ」として働いてくれた方も(共にみなボランティア)みなに深く感謝です。気持ちのよいスタートを切ることができ、「民知というほんらいの知」を広げる運動に大きな弾みがつきました。

いよいよ、ますます、「民知と共に生きる」ことのエロースがひろがっていくことを実感します。ぜひ、ワクワクードキドキーイキイキの人生を共に広げていきましょう!!

民知と共にあらんことを。

武田康弘

 さて、今日はこの 【民知の会・設立記念シンポジウム&パーティ】の簡単なご報告です。

受付

会場受付
手前から水越真優さん、目黒久美子さん、高野麻子さん、その後、ちょっと見えないのですが伊藤和美さんです.


最初のご挨拶と
民知の会設立趣旨について

全体風景
福島市長


最初の講演は我孫子市長 福嶋さん

 内容は、『市民自治を下支えるものとしての民知』 というお話でした。
 ちなみに福嶋さんは下記の本を書かれています。興味のある方はこの本を参照ください。
 『市民自治の可能性
   NPOと行政‐我孫子市の試み 』
   福嶋浩彦 
  株式会社ぎょうせい 2095円+税

市民自治の可能性

次に、民知の時代へ ―公共哲学と民知−をお話しする予定であった、「公共哲学」推進の第一人者である金 泰昌(キム・テチャン)さんが、急用で不参加となりました。
代わってお話しすることになったのは、山脇直司さんです。その経緯は、以下の通りです。
以下、タケセンのブログ「思索の日記」より.

『民知の時代へ!』ということで、お話をすることになっていた金泰昌(キムテチャン)さんが、出席できなくなりました。国際的な「公共哲学」推進の第一人者のキムさんは、韓国での講演等の活動のあと、5月14日当日に日本に戻り、すぐ中国に渡り、北京大学や精華大学での国際会議に出席する予定でしたが、日程が詰まって日本に帰れなくなりました。
そこで、キムさんの代わりとして、山脇直司さんがお話することになりました。
山脇さんは、「公共哲学とは何か」(筑摩新書)の著者です。この本は現在北京大学で中国語訳され出版される準備が進んでいます。また山脇さんは、哲学の国際会議(ユネスコ)で日本の代表として活躍されています。キムさんと共に「公共哲学」の推進者で、東京大学大学院教授です。1949年生まれ。

関連記事→

65.民知・恋知と公共哲学
64.民知=恋知とは?(柏市民新聞・依頼原稿)
63.8・7会談−竹田青嗣氏・山脇直司氏・武田康弘氏
61.民知宣言!「公共哲学」編者ー金泰昌氏来館・会談

山脇

山脇さんは、この【民知の会・設立記念シンポジウム&パーティ】で話をすることになった経緯について、そして公共哲学‐民知にとってのキーワードになる以下の3つの概念について語っていただきました。
・活私開公
・グローカル
・WA

松橋桂子

関連記事→

36.「教育館」への四人のエール

 

30.清瀬保二(きよせやすじ)CD
生誕100年記念演奏会

 

28.清瀬保二(きよせやすじ)の人と音楽語法

 

27.柳兼子(やなぎかねこ)をたたえて
【お話と歌曲の夕べ】 その後

 

23.柳兼子(やなぎかねこ)をたたえて
【お話と歌曲の夕べ】 講演録

 

19.松橋さんとの雑談会
『柳兼子(やなぎかねこ)の思い出話』

 

《永遠のアルト 柳兼子》発売の顛末



 3番目は、このホームページでもお馴染みとなった松橋 桂子さんです。
 講演内容は、『白樺ゆかりの人 −作曲家 清瀬保二の素顔−』で、松橋さんが文章としてまとめてくださったので、ここに載せることにします。
ダウンロードしてご覧になってください。
日本的音感覚の作曲家・清瀬保二

参照するには、AdobeReader 5.0以上が必要です。

ちなみに、清瀬保二作曲の音楽は白樺教育館で聴くことが出来ます。貸し出しも可です。

清瀬CD

 

休憩!!

休憩中のワンショット.
古林聖(あきら/古林の姪です)、タケセン、松橋さん

休憩中の3人

PAスタッフ


PAスタッフの面々.
阿部憲一さん
中野牧人さん
中西隼也さん


取りを務めますは、タケセンの『民知って何だ!』です。

以下の三つの文は、館長自身が教育の現場でつかみとった民知の実例です。
●必要なのは、おどけ・ふざけ・悪さです
●心身全体による愛
●子どもと一緒に勉強することは楽しいこと
ーそれ以上の教育はどこにもありません。

以下の文は、『近代の美術』11号(1972年刊・水尾比呂志編)より一部文章を変えて抜粋―したがって文責は館長・武田康弘
●「民芸」の意味と価値=「民知」を了解するためのヒント

●「知る」とは?=土門拳の言葉をヒントに(授業の一コマ)

タケセン

花束贈呈


偶然ですが、タケセンの誕生日でもありましたので、染谷ひろみさん(後姿)からの花束贈呈でした。

このあとは参加者を交えてディスカッションと相成りました。
もっと時間が欲しい!と感じたのは私だけではないでしょう。
次回の拡大【民知の会】ではたっぷり時間をとって、もっと突っ込んだディスカッションが期待できそうです。
次回、乞うご期待!

タケセン

最後に付録です。
1月6日の「第一回民知準備会」の風景です。内容は、@民知という考え方の意義についてのタケセンの話と、A5月14日に民知の会・設立シンポ&パーティーをすることの決定でした。
皆様ご苦労様でした。 (この写真は阿部さん撮影です。)

打ち合わせ

ポスター制作は、宮内俊郎さんです.

ポスター

司会は濱口(旧姓・谷田部)優理さんでした.
(ちなみに5月5日に式を挙げたばかりのホヤホヤです! 撮影はタケセン.)

優理さん


2006年5月30日 古林 治

 

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