31.ソクラテス教室・哲学の問い−A
しばらく間が空いてしまいました。今日はタケセンからの宿題です。ソクラテス教室では、普通の授業の合間にこんな議論もされます。一応、これは中・高生に向けてです。皆さんも一緒に考えてみませんか。当たり前のようでいて、結構明確に答えるのはしんどいものかもしれませんよ。
人間が、よいこと・美しいことを追い求めなくなれば、向上心を失えば、ただ生存しているだけの価値のない「事実人」に陥(おちい)ってしまうことは、誰でもが知っていることです。 こころの世界が消えて、輝き・魅力のない灰色のつまらない塊(かたまり)、ただの肉になり下がってしまうということを。
では、どうすれば向上心をもち続けられるのでしょうか?
何が必要なのでしょうか?
何をしたらよいのでしょうか?
どんな工夫が求められるのでしょうか?
向上心を失わないための条件をいろいろと考えてみて下さい。
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どんな答えを思い浮かべましたでしょうか。この問いに対する考え方は、こちら ---->
21.憧(あこが)れ・想(おも)う世界 (Bさんへの手紙)
問いの意味もより明瞭になるでしょう。
2003年5月25日 古林 治 |