例によってタケセンと佐治さんとの対話の中から生まれた作品です。 理念を具体化するという活動がここにも見られます。
テーマは『自己の良心に帰依(きえ)する』で、題して『自帰依(じきえ)』。
私は原寸大のものをまだ見てないのですが、現物を見た関係者は見た瞬間、 固まってしまったそうです。生命力あふれる存在感に圧倒されたのでしょうね、きっ
と。 30cmほどのスケール・モデルを見せてもらい、眼をつぶって手のひらでその造形をなぞってみま した。 気持ちよい、生き物のような曲面が快感でした。
佐治さんいわく。
『こんな面白い仕事、初めてだなぁ。 もう、寄付しちゃおうかなあ!』
おいおい、興奮しすぎないで下さいよ。 という図ですね。もちろん左の写真です。 ホントにうれしそうですね。 基本的に文学館設立にかかわる関係者はほとんどこういうノリになってます。
2000年11月18日
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