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白樺文学館オリジナル・ホームページより (体裁のみ変更)

●白樺文学館開館顛末記


 
 

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8.場所 - 建造物

白樺文学館の基本理念

  17日(土)の定例哲学研究会に久しぶりに出ることができました.といっても最後の1時間ちょっと.
というわけで話のほとんどは聞けずじまいでしたので、ここでご紹介するタケセンのメモについて私からのコメントは特にしないことにします.
ちなみにこれも6月16日(金)の設計会議で使われたメモです.雰囲気を味わっていただければと思います.

2000年6月21日 古林

場所一建造物 白樺文学館の基本理念

武田康弘

現代の人間が生きるのは、均質な没場所的な環境。
人々は根なし草に。

白樺文学館建造の意味は、『意義深い場所と結びつきたい』という人間の本源的な欲求に答えること。
1. 善(よい)のイデアを求める生、という理念 - ロマン。(よいの内実の変更)
2. シチズンシップ - 市民的自由に基づく言動。(序列意識、権威主義の廃棄)
3. 有意義な歴史。(白樺派の封印を解く)
  を、創り・支えることのできる本物の場所を創りだすこと。
   
手賀沼の望洋とした美、柔らかく広々とした景色は、創造と内的世界の拡充を助ける.
 
1. あらゆる徳を貫く最大の徳が善(よい)のイデア。そのよいの内実の確認(今までの日本的なものとの相違)。よいそれ自体を直接言うことはできないので、比喩的に表現する(A/B表)。最大・最高のイデアであるよいの内実の変更は、政治・経済・教育…日本の文化全体の変革をもたらす。
2. シチズンシップにエールを贈る。市民的自由を創り・支える愉悦に満ちた緒活動。
3. 国体思想(制度の実体視)を根に持つ体制の側からと、理論を信仰するイデオロギー化された反体制の側の双方から無視されてきた白樺派の思想の封印を今解く。
    それは、従来日本の伝統とされてきたもの一意図的に作られた偽りの伝統と権威一に対する根源的=実存論的批判。日本の人間開眼。
(a)人間の性一生に対する全的な肯定、(b)自己の感性から出発し、「国家」を「私」の下に置く実存論的な思考と生。
ブレイクとホイットマンが詩的に表現した思想が共通の魂。


緒論:建造物としての白樺文学館は、

「よいの内実」を形・空問として表現するもの。

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