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白樺文学館オリジナル・ホームページより (体裁のみ変更)

●白樺文学館開館顛末記


 
 

24. あと4日/近況

 開館式まで今日を入れてあと4日。ここ数日で内部の文学館ロゴ展示もようやく形になってきました。年末年始返上の努力がようやく実り始めてます。 タケセン桜井さんの二人が中心で、あとはボランティアでいろんな人たちが手助けするという、市民の手作りの文学館がもうすぐ立ち上がります。
開館直前の様子をちょっとだけお伝えしましょう。
(下の写真は1月6日のものです。)

2001年1月7日 古林 治


f白樺資料室(図書室)もかなり本が埋まってきました。雑誌【白樺】はもちろん、白樺派の中心人物達の全集も当然あります。
図書室入ってすぐ左側。
左は桜井さん、右はタケセンです。
f  これは図書室に入って正面。

 

f  これは図書室右側。

文学館といえば、文学全集とか初版本とかの陳列が常識ですが、ここは違います。少年少女向けの全集、マンガ版の歴史書、伝記、それに哲学書もあるんです。なぜならここは民知の図書館だから。

 

f  上の写真の横。
美術書もたっぷり。

 

f  これは二階資料室。

 真中の人は、白樺文学館の本や資料のかなりの部分を実際に手配してくれた東京神田の八木書店のオヤジさん。今日も神田からわざわざ武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)の資料を持ってきてくれました。日常的な仕事の範囲をはるかに超える仕事をしてくれています。もちろん、面白いから。文学館を一緒に創りあげるという気持ちがあるからでしょうね。
f持ってきた資料を丁寧に設置しているところ。

f これは壁にかけられた、濱田庄司(はまだしょうじ)の書簡と志賀直哉へ送られた夏目漱石の書簡。
どちらも達筆ですが、濱田庄司の書体はとてもふくよかで生気にあふれ、文字と挿絵が組み合わされてわかりやすく、とても魅力的。
漱石の書もすごいですが、全然タイプが違いますね。ウワーッ、繊細!病気にならないでくれー!って感じですか。

f  その濱田の書簡です。実際に来館して見てくださいね。

f  展示棚にある資料は何十年も前の手書き文字ですので、現代の私たちにはなかなか読めません。というわけで基本的に全部活字にしたものを添付してあります。ついでに振り仮名も振って。中学生なら充分わかると思うんですけど。

以上でした。 
次回は、11日の開館式の様子などお伝えする予定です。


おまけ

f  1月5日、コミュニティー・ルームにて。
1月11日の開館式の打ち合わせです。真中は司会をやってもらう土屋さん、右は同じく沢さん(大成建設)。

 通常、建物が建てられるといろいろな儀式が行われるのが慣習ですが、これまで地鎮祭以外には何もやってきませんでした。 意味があればチャンとやる、ということで、実際に文学館建設に直接かかわってきた人たちを中心にスマートでシンプルな開館式をやることになっています。その打ち合わせ風景で、 開館式にもちゃんと文学館の理念を反映させるということです。 でなければ机上の空論で終わってしまいますからね。

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2001年1月7日 古林 治
 

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